概要に記載した通り、チュートリアルは別料金です。チュートリアル参加料金:会員・学生10,000円、非会員20,000円
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会場100名まで(自由に行き来可能)。現地参加の方もオンデマンド視聴は可能です。
時間 | 2F 国際交流ホールⅠ | 2F 国際交流ホールⅢ |
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14:00-17:15 |
チュートリアル1:薬剤疫学の基礎 企画担当 竹内 由則・隈丸 拓 趣旨: 薬剤疫学研究を実施するにあたり必要と考えられる基礎知識として、①薬剤疫学研究に利用可能なデータベースの分類と選択のしかた、②薬剤疫学研究に有用な各種研究デザインの強みと選び方、そして③薬剤疫学研究において特に考慮の必要なバイアスとその対処方法について、解説を行います。薬剤疫学の初学者の他、定型的なデータベース研究などの経験はあるが、個別の研究事例において戦略・選択肢を増やしたい中級者にも有用です。 1.医療情報データベースの選択講師:隈丸 拓(東京大学) 2.薬剤疫学研究のデザイン 講師:岩上 将夫(筑波大学) 3.薬剤疫学研究におけるバイアス 講師:石黒 智恵子(国立国際医療研究センター) |
チュートリアル2:薬剤疫学研究における因果推論 企画担当 竹内 由則・隈丸 拓 趣旨:薬剤疫学領域においても年々その重要性を増す統計的因果推論について、解説を行います。導入として、統計的因果推論の基礎概念を説明し、その後、薬剤疫学領域では特に重要な「時間依存性曝露の因果効果」の推定における課題とその対処法を紹介します。さらに、薬剤疫学領域において最近適用例が増えてきている、target trial emulationについて概説します。受講者は、疫学研究の基礎的概念(研究デザイン、効果指標の算出、交絡バイアス等)を理解していることが前提です。基礎的な数学的表記を利用した解説が行われます。 1.統計的因果推論入門講師:竹内由則(横浜市立大学) 2.時間依存性交絡とその調整 講師:篠崎智大(東京理科大学) 3.Target trial Emulation に基づく治療レジメンの評価 講師:上村夕香理(国立国際医療研究センター) |
17:30-19:00 | 社員総会 |
時間 | 1F 大ホール | 2F 国際交流ホールⅠ | 2F 国際交流ホールⅢ | 2F 国際交流ホールⅡ |
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9:25-9:30 | 開会挨拶 中山 健夫(京都大学) |
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9:30-10:25 |
特別講演 これからの薬剤疫学 座長:川上 浩司(京都大学) 演者:佐藤 俊哉(京都大学) |
ポスター(12:00〜)・企業ブース | ||
10:30-12:00 |
シンポジウム1 実務担当者のための NDB の現状・課題・展望 座長:今井 志乃ぶ(昭和大学・健康医療情報DB活用委員会)・明神 大也(奈良県立医科大学) NDBの現状・課題・展望について 坂本 享史(京都大学) NDBを使いやすくするための研究・取り組み 野田 龍也(奈良県立医科大学) NDBオンサイトセンターを用いた薬剤疫学研究の実際 隈丸 拓(東京大学) 特別抽出の利用時のTips,留意事項 清水 沙友里(横浜市立大学) |
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12:10-13:10 |
ランチョンセミナー1 Learning Health Systemの構築と実装 座長:高橋 由光(京都大学) 演者:福間 真悟(京都大学) 協賛:株式会社JMDC (各会場100名まで) |
ランチョンセミナー2 パーキンソン病診療支援デジタルツールを活用した診療データ解析への展望 座長:中山 健夫(京都大学) 演者:池中 建介(大阪大学) 協賛:株式会社ACCELStars (各会場100名まで) |
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13:20-15:00 |
シンポジウム2 周産期薬物治療を取り巻く課題に対して薬剤疫学ができること・すべきこと 座長:小原 拓(東北大学)・中山 健夫(京都大学) 周産期薬物治療に関する現場の課題と日本の周産期薬剤疫学研究の現状 小原 拓(東北大学) 日本の大規模レセプトデータベースを用いた周産期薬剤疫学研究 石川 智史(東北大学/ファイザー R&D 合同会社) 米国の周産期薬剤疫学研究の現状 安富 元彦(ハーバード大学) 妊娠中の医薬品使用の有効性-高血圧合併妊娠において- 三戸 麻子(国立成育医療研究センター) 妊娠中の医薬品使用の安全性評価解析手法 髙橋 邦彦(東京医科歯科大学) 周産期薬剤疫学研究の実施・報告のためのガイダンス 酒井 隆全(名城大学) ディスカッション |
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15:10-16:00 |
スイーツセミナー AI時代の薬剤疫学:情報の質・オーサーシップを考える 座長:村木 優一(京都薬科大学) 演者:井出 和希(大阪大学) 協賛:BonBon株式会社 (会場容量のため100名まで) |
15:00-16:00 ポスター発表 |
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16:10-16:25 |
会長特別企画1 医療データ人材育成拠点形成事業 ビジネス特化型インテンシブコース Kansai Union / Kyoto University Education Program for Digital Health Innovation directly on themes of business (KUEP-DHI dot.b) 座長:加藤 源太(京都大学) 演者:植嶋 大晃(京都大学) |
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16:30-18:00 |
シンポジウム3 リスク管理計画(RMP)と患者市民参画(PPI)をつなぐ:ヘルスリテラシー、コミュニケーションの視点から 座長:山本 美智子(熊本大学) 特別発言:塚 理(茨木市議会議員) 医薬品リスク管理計画(RMP)に基づくリスク最小化活動の実態:製薬企業への質問紙調査 笠井 舞(京都大学) 情報を「作成する」場面と「受け取る」場面の患者市民参画 北澤 京子(医療ジャーナリスト/京都薬科大学) ニトロソアミン類のリスクコミュニケーション 杉森 裕樹(大東文化大学) 医薬品リスク管理における患者市民参画の意義と情報基盤の必要性 佐藤 嗣道(東京理科大学) |
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18:00-19:00 |
口演演題 座長:岡田 浩(和歌山県立医科大学) |
O-1 電子診療録由来の診療情報データベースを用いた日本の2型糖尿病患者における臨床的惰性の実態調査
菊地 優花(慶應義塾大学)
O-2 日本の医療情報データベースを用いた研究の報告におけるRECORD声明に対する準拠実態
杉森 春香(慶應義塾大学)
O-3 フルオロキノロン系抗菌薬による大動脈イベント発生の因果リスク推定:静岡県市町国保データベースからの集団ベース研究
植木 力(静岡社会健康医学大学院大学)
O-4 新型コロナウイルス罹患後疾患に対するコロナワクチン接種の効果:VENUS study
金 晟娥(九州大学)
O-5 MRワクチン接種の有無と背景因子についての研究:LIFE Study
吉野 麻衣(九州大学)
O-6 NDBによるデータベース研究の優位性に関する検討
清水 央子(東京大学)
P-01 山梨大学医学部附属病院におけるがん患者へのオピオイド処方動向調査:2015年から2021年のDPCデータを用いた解析
莊司 智和(山梨大学)
P-02 製造販売後データベース調査でのバリデーション実施状況に関する記述的分析
石黒 智恵子(国立国際医療研究センター)
P-03 骨粗鬆症患者におけるビスフォスフォネート製剤のアドヒアランスと慢性疾患の罹患数の関連
百 賢二(昭和大学)
P-04 コデイン含有医薬品の小児使用に関する添付文書改訂が処方動向に与えた影響の評価:分割時系列デザイン
榊原 由子(武田薬品工業株式会社)
P-05 医薬品のコンパニオンアプリの開発とデータ利活用に関する実態調査:事業報告
宮路 天平(国立精神・神経医療研究センター病院)
P-06 日米レセプトデータ解析による疾患診断の実態調査
鈴木 崇英(京都大学)
P-07 日本の潰瘍性大腸炎患者における5-ASA製剤の薬剤継続率およびアドヒアランスの実態調査
薄 美希(慶應義塾大学)
P-08 米欧との比較による日本の新有効成分含有医薬品の添付文書改訂の現状把握
福田 昂一(北里大学)
P-09 大規模診療報酬請求情報データベースを用いた日本の過量服薬患者における向精神薬の処方実態調査
中野 皓斗(慶應義塾大学)
P-10 リスク最小化策の効果測定:RMP資材がニンラーロカプセルの適正使用の推進に与える影響を評価する薬剤師対象のアンケート調査
前田 佳子(武田薬品工業株式会社)
P-11 糖尿病の急性合併症により入院した患者をJMDCDPCデータにより検討する試み
汐月 雄一(株式会社JMDC/慶應義塾大学)
P-12 妊婦の医薬品曝露に関するデータ収集・評価の重要性と、産官学によるデータ活用推進に関する研究
松田 真一(一般社団法人くすりの適正使用協議会)
P-13 新型コロナウイルス及びインフルエンザの感染後における通院頻度の比較:IQVIA Claimsを用いたデータベース研究
出原 光暉(IQVIAソリューションズ ジャパン合同会社)
P-14 帯状疱疹ワクチン接種者の特徴に関する記述疫学研究:LIFE Study
村田 典子(九州大学)
P-15 カルテの記載行動から観察バイアスを推察する試み
青木 事成(中外製薬株式会社)
P-16 TNF阻害薬を開始した関節リウマチ患者の治療薬変更と経口ステロイド併用の関連性の検討
中川 千拓(近畿大学)
P-17 新型コロナワクチン小児接種における家庭別接種状況および接種要因;VENUS Study
前田 恵(九州大学)
P-18 高齢者心不全患者の心不全治療薬の有効性検討:LIFE Study
前原 将太(九州大学)
P-19 全国がん登録情報を用いた日本における胸腺癌患者特性の把握
大道寺 香澄(エーザイ株式会社)
P-20 行政データベースを用いた統計解析の準備及び解析中の課題解決:神戸市ヘルスケアデータ連携システムを用いた喘息患者の臨床研究
東出 智嗣(公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 医療イノベーション推進センター)
P-21 ACE阻害薬による肺炎予防効果の検証:LIFE Study
上村 亮介(飯塚市立病院/九州大学)
P-22 製造販売後データベース調査の調査デザインとしてのPrevalent New User Designの検討
谷 俊輔(住友ファーマ株式会社)
P-23 医薬品添付文書の重大な副作用の項の改訂に関する記述的分析
高藤 由紀子(医薬品医療機器総合機構)
P-24 レセプトデータ解析による不眠症患者に対するオンライン診療の実態
武島 智美(ミリマン)
P-25 メタボリックシンドローム(脂質異常症、2型糖尿病、高血圧症)における発症の関連性と血液検査の頻度に関するデータベース研究
天野 敬介(株式会社インテージヘルスケア)
P-26 2型糖尿病患者が糖尿病性腎臓病(DKD)に至るまでのPatient journey -RWD社データを用いた記述研究-
大貫 慎輔(イーピーエス株式会社)
P-27 心血管疾患予防群別にみたスタチン、エゼチミブ、フィブラート開始者の継続率、再開率、薬物治療アドヒアランスの性差
冨田 淳子(徳島文理大学)
P-28 非ホジキンリンパ腫患者の発熱性好中球減少症リスク評価のためのバリデーション研究
柴田 海(明治薬科大学/エーザイ株式会社)
P-29 被保険者を対象とした双極性障害の患者背景及び転帰について:IQVIA Claimsを用いたデータベース研究
門 佑樹(IQVIAソリューションズ ジャパン合同会社)
P-30 The risk of major clinical outcomes in Japanese patients with chronic kidney disease-associated anaemia
Yoshie Onishi(Putnam PHMR, Japan)
P-31 骨粗鬆症患者の経口ビスフォスフォネート製剤治療開始前の歯科受診率: LIFE Study
山口 征啓(九州大学)
P-32 レセプトデータに基づく外来を含むCOVID-19患者特定アルゴリズムのバリデーション研究:VENUS Study
近持 卓(国立国際医療研究センター)
P-33 がん患者におけるプロトンポンプ阻害薬及び免疫チェックポイント阻害薬投与と急性腎障害発症との関連性
幾田 慧子(京都大学)
P-34 デジタルツールを活用しコロナ禍で実施した薬剤の安全対策の事例 ―エバシェルド®筋注セット 市販直後調査―
時本 敏充(アストラゼネカ株式会社)
P-35 健診において気流閉塞を認めた地域在住者の実態の検討:鶴岡メタボロームコホート研究
松元 美奈子(慶應義塾大学)
時間 | 1F 大ホール | 2F 国際交流ホールⅠ | 2F 国際交流ホールⅢ | 2F 国際交流ホールⅡ |
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9:30-9:55 | 一般社団法人日本薬剤疫学会 総会 | ポスター(〜16:00)・企業ブース(〜16:00) | ||
10:00-10:55 |
教育講演 COVID-19 pandemic: double-edged sword in electronic health records research 企画担当:岩上将夫(筑波大学) 座長:田中 佐智子(京都大学) 講師:Angel Wong(UK LSHTM |
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11:00-12:30 |
シンポジウム4 Outcome Definition Repository(ODR)の整備と活用を目指して 座長:北島行雄(イーピーエス株式会社)・漆原 尚巳(慶應義塾大学) Outcome Definition Repository の運用と公開 漆原 尚巳(慶應義塾大学) 日本のレセプトデータにおける傷病データの問題点:データ解析実務者の立場から 岩崎 宏介(Milliman Inc.) 製造販売後DB調査におけるアウトカム定義検討のモデルケース紹介 小林 智英(イーピーエス株式会社) Outcome Definition Repository の更なる活用を目指して-製薬企業の立場から- 柴田 海(日本製薬工業協会/エーザイ株式会社 メディカル本部 クリニカル企画推進部) Outcome Definition Repository 実践 原 梓(慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学講座) |
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12:40-13:40 |
ランチョンセミナー3 座長:赤沢 学(明治薬科大学) 統合失調症患者における持効性抗精神病薬注射剤の有用性比較 -保険者ベースのDB 2種類を用いた研究の実例- 岡田 佑輔(明治薬科大学) 「Risk of post-extraction bleeding with direct oral anticoagulant compared with warfarin: Retrospective cohort study using large scale claims data in Japan」について DeSCデータベースを用いた直接経口抗凝固薬とワーファリン内服者の抜歯後出血の比較 大野 幸子(東京大学) 協賛:DeSCヘルスケア株式会社 (各会場100名まで) |
ランチョンセミナー4 Let's chat about ChatGPT: de-mystifying large language models and their use in healthcare & pharmacoepidemiology 演者:Kathryn Rough(IQVIA) 座長:浅尾 啓子(IQVIA ソリューションズジャパン 合同会社) 協賛:IQVIAソリューションズ ジャパン合同会社 (各会場100名まで) |
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13:50-14:10 |
大会長講演 薬剤疫学のこれまで・今・これから:リスクコミュニケーションの視点から 演者:中山 健夫(京都大学) 座長 平井 みどり(京都大学) |
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14:15-14:45 |
会長特別企画2 市販薬の安全性情報の普及・啓発 座長:寺田 智祐(京都大学) 演者:平 憲二(京都大学/株式会社プラメドプラス) |
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14:50-16:10 |
拡充委員会企画 HARPER - リアルワールドエビデンス研究の再現性向上に向けた調和プロトコルテンプレート オーガナイザー:日本薬剤疫学会拡充委員会 川上 浩司(京都大学)・岩上 将夫(筑波大学)・小林 朋子(アストラゼネカ株式会社)・定月 保就(バイエル薬品株式会社)・原 梓(慶應義塾大学)・深澤 俊貴(京都大学)・宮崎 真(MSD株式会社) 座長:漆原 尚巳(慶應義塾大学)・小林 朋子(アストラゼネカ株式会社) 演者・パネリスト:深澤 俊貴(京都大学)・原 梓(慶應義塾大学) 指定パネリスト:定月 保就(バイエル薬品株式会社) |
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16:15-17:55 |
シンポジウム5 医療経済学と薬剤疫学:協力して課題に向き合うために 座長:池田 俊也(国際医療福祉大学)・福田 敬(国立保健医療科学院) 特別発言:下妻 晃二郎(立命館大学) かゆいところに後から手を届かせる…能動的データベースの社会実装 五十嵐 中(横浜市立大学/東京大学) 医療経済評価におけるリアルワールドデータの活用と課題 森脇 健介(立命館大学) 医療経済学と薬剤疫学の交接点:行政での EBPM の実践における両者の協力体制の必要性 清水 沙友里(横浜市立大学) 疫学者と医療経済学者の異なる視点から見たデータベース研究 赤沢 学(明治薬科大学) |
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18:00-18:05 | 閉会挨拶 |